睡眠のための呼吸リズム~眠りゆくリズム~
睡眠のための呼吸リズム、ということで、最後に「眠りゆくリズム」をご紹介します。 眠りに入るとき、ある一定の条件下で睡眠状態に入ってゆくことが分かります。 横になる、くつろぐ、疲れる、あれこれ考えない、うとうとする、など。 そして、自然と呼吸が整うことが最後になります。 眠るために呼吸を整えることは、ふだんまずないでしょう。 誰でも眠ることを目的に布団に入り、たいていはすんなりと眠ることができるはずです。 それは、思考の邪魔が入らないからです。 いろいろな平生の問題がよぎったところで、明日でもあさってでも解 ...
大寒前に気を引き締めて、安定した呼吸に努めましょう
もうじき大寒(1月20日)です。 この時期はインフルエンザ等、風邪の諸症状が蔓延します。 寒さによる免疫低下が大きな原因の一つですね。 冷えると体が硬くなりますので、呼吸が不安定になりやすい。 できるだけ暖かにして、安定した呼吸に努めましょう。 口、のど、鼻の通りがおかしくなると、体力が奪われます。 なので、呼吸の安定という観点から、防寒や風邪対策をするといいです。 特に口から入るもの(気体・液体・個体を問わず)に気をつけてください。 手足の指先は血液循環の急所ですので、温めてください。 鼻は使えば使うほ ...
睡眠のための呼吸リズム~眠れるイメージ~
人が横になると、脳は睡眠するという指示を受け取ります。 しかし、眠ろうと努力するようだと、意識が冴えてくるという逆転現象が生じます。 これが不眠の発生原因です。 昨日の記事で、眠るときは自然とリズムが安定化している、ということをお伝えしました 不眠から抜け出すために、リズムを意識することが大事であるとお伝えしています。 ただ、日常的な思考が、睡眠時にネガティブなイメージで現れてくると、意識がそちらに集中してしまいます。 ネガティブさとは、バランスを欠いた状態です。 ですから言葉としてはポジティブの否定形の ...
睡眠のための呼吸リズム~不眠の発生~
寝ようとするとき、呼吸のリズムを意識的に調整して、眠ろうとしたことはあまりないかもしれません。 なぜなら、床に就けば自然と眠れるものだ、と思っているからですね。 また、たいていの方はそれで眠りにつけるわけです。 しかし、一度不眠を経験すると、眠るということがどれほど重要なことかを思い知らされることになります。 寝たいのに眠れない日が続くと、日常生活にも支障をきたすようにもなります。 それが原因となって、次々と問題を派生させてゆくことにもなる。 全ては不眠が原因だと知りつつも、問題視すればするほどに、不眠の ...
コアスリープメソッドの注意点
ある程度の睡眠時間を決めたとします。 以前の睡眠時間と、ふつうはそれほど大きな差はないと思います。 あまり杓子定規になるといけないので、最初は自然に目覚める時間から計算して、どれくらい眠ったのかを割り出せばよいでしょう。 仮に午後10時に床に就いたとして、目覚めたのが午前6時だとします。 その目覚めが違和感のない目覚めならば、それでよいと思います。 しかし、いくらか違和感があるなら微調整で解決することがあります。 前後30分くらいずらして起床してみたらすんなり起きれるかもしれません。 そんな試みをしている ...
コアスリープメソッドの効果~生きる目的が明確になる
あなたは自分の睡眠時間を把握しておられるでしょうか? 実際、コアスリープメソッドを用いはじめると、測ったかのように自分の睡眠時間が一定してきます。 当初これくらいが自分の眠る時間だと思っていても、バラツキがあります。 ゆとりのない睡眠は、潜在意識の上で起床を遅らせようとする傾向があり、寝坊などしてしまうのです。 ですから、あまり睡眠が取れていないと思うのならば、ふだんより1~2時間多めに睡眠を取るようにセッティングしてみてください。 それが難しいと感じているなら、無駄な時間がないかを調べてください。 おそ ...
心の揺れ幅と睡眠~よい眠りが安定感を生む
潜在意識の露出度が高いのは、睡眠の前後と言われます。 この事実は、意識しているほど明確に感じられてきます。 日常的に描いているイメージがポジティブになってくれば、潜在意識の性質もそうなってきます。 なので、睡眠の前後もいいイメージ、感覚で過ごすことができるようになります。 生きてればさまざまな出来事も絡み、安定した意識を維持するのが難しくなります。 若い方は、そんな心の働きに気づくのが難しいかもしれません。 不意に悲しい出来事があると、それを境に人生が暗転してしまうこともあります。 経験から結論にまで、時 ...
夢の見かた~夢の中を自在に生きる方法
悪夢を見て、嫌な予感がして不安になる方は多いでしょう。 しかしどんな夢も、自分の意識状態を知るとても役に立つ情報です。 夢の中は、潜在意識そのままの自分に帰れる場所です。 なので、本当(いまここ)の自分の在り方を自在にできるのです。 そのために、私たちの日常生活は貴重な世界なんです。 こうありたい自己像があるとしたら、日ごろからそう振舞いましょう。 ただし、本気で、真剣でなければなりません。 はじめは、その自己像の厳しさを感じるかもしれません。 でも真剣に誠実に努めていれば、習い性になります ...
子供のように眠るには?~簡単な睡眠導入法
不眠を経験して、その辛さに悲鳴をあげた人も多いでしょう。 人間は基本的に眠るようにできてますから、いつしかそんな苦しみも通り過ぎてゆきます。 しかし慢性的な不眠状態になると、思考のバランスが崩れてきます。 眠るべき時眠れず、眠ってはならないときに強烈な睡魔が襲ってくる。 極めて悪循環な生活になります。 不眠が鬱の原因になることも、よくわかります。 たとえ今、眠れぬ人の気持ちが解らない!と言ってても、自分が不眠になってしまうと、その苦しさが永遠に続くのではないかと、恐ろしくなります。 睡眠について、あなたは ...
快眠は一日にしてならず?~日頃の呼吸がよい睡眠のカギ
これまで何度か、睡眠方法についてお話しています。 今日から一週間ほど、睡眠についてのお伝えしたいと思います。 季節的にも寒さがこたえる時期です。 よい睡眠が、免疫力低下を防ぐ一番のお薬です。 数年前から、「睡眠負債」などという言葉を目にするようになりました。 おそらく、いい睡眠を時間で測ると、こういう言葉の選択になるのでしょう。 一日の活動に対して、必要十分を満たす高質な睡眠は、時間で測れるものではありません。 私たちはそのあたりはシビアになります。 基礎呼吸が確かなものになると、睡眠はいとも簡単に、質的 ...