人生と感謝

実感していることが真実

私たちは、自分自身について実感していること、そのものです。

それは偽りなき実感です。

喜びの多い人間であると信じ、実感できるならば、そういう人生が展開するしかありません。

悩みに明け暮れているなら、その苦悩の実感が人生に反映されてゆきます。

人に対して思う印象にしても、それは自分の実感です。

人がこういう人だという実感(決めつけ)は、実は自分自身の実感として潜在意識には記憶されます。

なので、人へのイメージがよくなることは、それだけ自己イメージを向上させているのです。

つまり、自他は本来同じです。

人は自分の鏡とは言いえて妙な言葉ですね。

私たちがふだん持っている人へのイメージは、かなり固定化されすぎています。

自分にとって感謝ができる人とそうでない人がいたりしませんか?

自分のために何かよいことをしてくれるか。

機転の利くことをしてくれるか。

望みを叶えてくれる人にしか感謝の気持ちは湧かないようになっていないでしょうか。

もしそうならば、人生の喜びや幸福感は、本来の半分以下のものになります。

人生の中で感謝をする機会が増えると信じられれば、これから幸福が増してゆきます。

経験も増えてこその感謝であり、幸福だと思います。

出会う人が宝物のような価値を持つのも、その人が感謝の対象になるからですね。

私たちは、相手の出方を待って対応することが多いと思います。

またそのほうが安全で、ストレスも少ないと考えがちです。

でも相手の出方とは、あなたを何らかの形で判断してから動いています。

出方を待つと構えていても、その態度が相手に伝わり、それを基準に反応していると分からないと、不本意な展開が始まることさえあります。

たとえ見ず知らずの人でも、その人に何らかの感謝を伝えたいという気持ちがあれば、不思議とそのように相手が動いてくれるものです。

もし自分が人見知りだと思っているなら、その根底には自信のなさか、人への不信感があるはずです。

それが相手に伝わって、思った通りの対応をされてきたのではないでしょうか。

自意識が過剰だと、かなり冷淡な態度を示すこともあるはずです。

自分が特別な存在だという自惚れた気持ちは、人を見下す人間性になってしまいます。

それが不利な立場に自分を置いていることに気づけない悲しさがあるのです。

あなたが感謝したいように、人も感謝したいのです。

これを念頭に置くと、行動原理も変わってきます。

人の感謝を引き出すには、どこに喜びや感謝を示すのかを知ればいい。

これでたいていの人間関係は円滑になります。

人の役に立てる喜びにしても、全く同じことが言えます。

 

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