感謝呼吸に拠らなくても、
感謝ある日常がどれほどここちよいものか、
想像に難くはないと思います。
いびつな悪感情のまま過ごしてる人と、
感謝に満ちて生きている人と・・・
同じ時を生きてるというのにあまりに違いがありますね。
客観的にですけれども、
人生の中で「感謝の感情」をどれだけ長く持ってられるかが、
幸福や成功を測るための明確な尺度だとします。
すると、たいていの人たちは
そのために常に知恵を絞りだすことでしょう。
実践会としては、人生において、
「感謝の感情」のみを志向するというのは、
アンバランスであると考えています。
成長するという観点からは、
感謝だけがあればいいという偏った考え方は、
停滞を意味しているからです。
だとしたら、
感謝というものをどう捉え、どう付き合ってゆくのか、
この認識がとても大切になります。
私達は、
「感謝に始まり、感謝に終わる」
というテーマを掲げています。
どういうことか。
まず人生の諸問題というのは、
自分という人間、あるいは魂を飛躍させる、
ステップ板のようなものと考えます。
とても飛べそうにない高さの跳び箱が高く積まれていても、
ステップ板をしっかりと踏み込んでみれば、飛べるかもしれない。
あるいは、基本的に筋力が足りないのかもしれない。
さまざまな解決方法を思考する機会になります。
しかも、人生の随所に、あたかもトラップであるかのように、
仕掛けられているシンクロ性があります。
やがて、それらを解決してゆく道すがら、
大きな気づきや教訓を得ることになります。
まさにプライスレスな財産です。
どんな問題にも、なにかしらの価値が含まれている
そう考えると、とても大きな感謝の対象として
浮かび上がらせることができるわけです。
私たちが出くわす問題と、解決までの一連のプロセス は、
ひとつのストーリーです。
新たに始まるストーリーでまた、何かを得ることができます。
この感謝に値するあなたのストーリー・・
どうか感謝で始めて、感謝で締めくくってください。