感謝呼吸実践会

発足と歩み

感謝呼吸実践会は、1986年に呼吸法の実践サークルとして発足しました。

当初は、10名ほどの小さなサークルであり、呼吸リズムの安定につとめることを目的に、さまざまな試みを行ってまいりました。

発起人である瀬之庄恭氏の指導のもと、実践の道に入られた方は、感謝呼吸を生かす生活の中で、さまざまな効果を見いだし、体験を積み、今日に至っております。

2005年8月より、造田修作を中心に当サイト「感謝呼吸.com(かんしゃこきゅうドットコム)」をインターネット上に立ち上げました。

それ以降日本全国、あるいは海外から、ご共鳴くださる方、新たに実践を始められる方もじわじわと集まってこられました。このご縁に深く感謝しております。

2006年1月より、「感謝呼吸メール講座」が開始されました。

これは365日連続配信する形で、呼吸の安定を図ってもらい、感謝呼吸の基礎を学んでいただくという意図があります。

以降、感謝呼吸実践会へのご入会に関しては、メール講座の受講が条件となりました。

また、人類の死亡原因で4位(300万人死亡/2005:WHO試算)に位置するCOPD(慢性閉塞性肺疾患)ですが、タバコ病とも言われ、多くの喫煙者がかかる病気です。

タバコが止められないことで苦しんでおられる方が無数にいらっしゃいます。

そのような方たちのために、感謝呼吸・禁煙コースとして「呼吸で禁煙!!」というサイトを立ち上げ、禁煙の啓蒙を開始しました。

喫煙も呼吸だという気づきから、禁煙に成功する方は、これからかなり増えてゆくはずです。

効果

効果については、表現上のさまざまな問題があることもあって、示唆する形で理解していただく、気づいていただく、という方法を一貫してとってきました。これからもそれを踏襲することになると思います。

たとえば、何か不治の病があって、それが「感謝呼吸で治る」という表現は、根拠に乏しいものです。よくある商品の誇大広告的な印象を与えてしまいます。

ただ現実的には、私たちが見てきた呼吸安定の効果は、目を瞠るものがありました。それこそ、ガン宣告をされた方が、余命などとうに過ぎ、今では健康を楽しむ生活にある方もいるわけです。

健康について、呼吸がもつ役割、もたらしている効果は、みなさんの想像以上のものであり、まだ私たちも緒についたばかりと感じています。それほど奥が深いと思います。

そんな奥深さを思うかたわら、シンプルさとダイナミックさこそが呼吸の生命なのだと実感しています。

同じ時代に生まれた日本人として、あるいは地上の同じ人間として、呼吸の知恵を分かち合ってゆきたい、そして、未来の人々に遺してゆくべき財産をこれからさらに積み上げてゆきたいと、私たちは思っています。