こんにちは、はじめまして。
感謝呼吸実践会のソウダです。
あなたは自分がいつ死ぬか、知っていますか?
たぶん知らないでしょう(笑)。
私も基本的には知りません。
ただ、知らないのですが、知ってもいる。
なんとも複雑な言い回しですみません。
最後まで読めばあなたも、なるほどと納得されると思います。
さて、
「突然の大病」というものがあります。
(突然死じゃなくて)
これまで大きな病気にかかったこともない人が、突然大病を患うケースです。
これは非常なショックもともない、絶望感にうちひしがれます。
たとえば白血病などは代表的な例です。
有名人でも闘病生活を余儀なくされるのを見聞きします。
これがいざあなたを襲ってきた場合、どんな気持ちになり、どう対応しますか?
他人事でなく、あなたならどうするでしょうか?
医療も日進月歩で進化してはいます。
50年前と比べたら、どれほどの病気が医療の進歩で克服できたことでしょう。
癌や白血病なども早期発見と治療で、いわゆる死病のレッテルを剥ぎつつあります。
そして、さらに高度に進化するであろうことも予想されます。
漠然と平均寿命くらいは生きていられるだろうと、希望的な観測を持ちます。
しかし現実に、目の前に「死」を突きつけられると、普通ではいられなくなります。
遠い未来の死が、今まさに目前まできている感覚は、察するにあまりあります。
ただ、誰にでも可能性のあることなのは間違いありません。
事件や事故で亡くなる方も多数いますが、この場合は覚悟などせぬ間の一瞬の出来事です。
これも遭遇しない保証など、誰にもありません。
こう考えると普通に暮らしていながら、死と隣り合わせなのが人生です。
ならば、です。
一瞬や一日の重みをもっと意識して生活することには、大きな価値があると思いませんか?
私たちは感謝呼吸を実践していますが、その核は「感謝の意識・波動・感情」です。
これを持って人生を生き続け、そして死を迎えることに、最も高い価値があることを自覚しています。
不思議なもので、感謝の実感を持って生きていると、死ぬことが怖くなくなるんです。
感謝呼吸を実践される方で一番多い感想や実感が、この死の恐怖が無くなる、薄れてくる感覚です。
生命と感謝が深くリンクしている証拠でしょうね。
生命と感謝は、一見違う性質のエネルギーのようで、実は同じものなのです。
人生に不安や恐怖が押し寄せてきたとき、やってもらいたいのは感謝を深く実感することです。
たとえば、暗闇で幽霊とか憑き物に恐れおののいたとしたら、しっかり感謝を実感しつつ、ありがとうございます!とお経のように唱えてみても効果があるんです。
まあ、豆知識としてポケットに入れといてください。いつか役立つかもしれません(笑)。
一日を終え、今死んでも悔いはないという気持ちになる。
一日という経験(時間)に対してしっかり感謝する。
日常の中では、呼吸する折々の時間のなかで、ありがたさを感じている。
「いまここ」「いまに在る」という生き方です。
長寿というのは結果でしかありませんが、一日の積み重ねです。
死にたくても迎えが来ない、なんて方もいます。
でも長寿が願い・希望になると、執着じみてきます。
そうじゃなくて囚われない生き方で長生きしている。
ちなみに2030年ごろ、高齢者の定義はかなり変わっているでしょう。
高齢者=弱者では無くなりつつあります。
短い寿命、長い寿命、必ず意味があります(意味探しは必要ありませんが)。
感謝の実践・実感が深まれば、安心立命を理解できると思います。
一定の感謝の実践を自分に課してみる。
感謝を呼吸するように感じていれば、やがて肉体的な変化が現れます。
すると、死が怖いものでなくなる瞬間がやってきます。
これはいま生きている誰もが体験し、体感できることです。
最後に、冒頭の答え合わせをしてみましょう。
私がいつ死ぬか知らないけど、知っていると答えた理由、
わかっていただけたのではないでしょうか?
それを知りえたのが、感謝呼吸の実践です。