不眠を経験して、その辛さに悲鳴をあげた人も多いでしょう。
人間は基本的に眠るようにできてますから、いつしかそんな苦しみも通り過ぎてゆきます。
しかし慢性的な不眠状態になると、思考のバランスが崩れてきます。
眠るべき時眠れず、眠ってはならないときに強烈な睡魔が襲ってくる。
極めて悪循環な生活になります。
不眠が鬱の原因になることも、よくわかります。
たとえ今、眠れぬ人の気持ちが解らない!と言ってても、自分が不眠になってしまうと、その苦しさが永遠に続くのではないかと、恐ろしくなります。
睡眠について、あなたはどう向き合っているでしょうか。
睡眠時の呼吸の影響を考察してる人は、あまりいません。
呼吸の安定が、睡眠に影響していると感じるなら、理解も早くなります。
体感しているゆるやかな呼吸が、睡眠を誘います。
簡単な睡眠導入法をご紹介します。
睡眠導入法
ひつじを想像して数えれば眠れると教わって、数えていた経験はありませんか。
効果についてはかなり疑問ですが(笑)。
ただ、それを工夫すれば、かなりの効果があります。
「ひつじが一匹、ひつじが二匹・・・・」という数え方ではありません。
何でもいいですが、花などを想像して、
「ひと~つ」(息を吸う)「ひと~つ」(息を吸う)・・ と繰り返します
すると不思議なほど早く寝入ることができるようになります。
同じ言葉を繰り返すことで、呼吸が一定のリズムをもつようになります。
慣れてくると耳に響いてくる言葉の振動が、心地よくなります。
さらに、不要なイメージに左右されなくなります。
いずれ呼吸音だけに集中して、眠れるようになります。
眠らぬ子を持つ母親にも指導してきましたが効果覿面です。
大人にも有効な睡眠導入法です。
一度、睡眠と呼吸の関係を理解すると、不眠に悩むことはなくなります。
眠るときは、呼吸を整えてから寝るようになるでしょう。
さらに、自分にとってどんな呼吸が睡眠に適しているか、ハッキリとわかるはずです。