あなたは自分の睡眠時間を把握しておられるでしょうか?
実際、コアスリープメソッドを用いはじめると、測ったかのように自分の睡眠時間が一定してきます。
当初これくらいが自分の眠る時間だと思っていても、バラツキがあります。
ゆとりのない睡眠は、潜在意識の上で起床を遅らせようとする傾向があり、寝坊などしてしまうのです。
ですから、あまり睡眠が取れていないと思うのならば、ふだんより1~2時間多めに睡眠を取るようにセッティングしてみてください。
それが難しいと感じているなら、無駄な時間がないかを調べてください。
おそらく、かなりの時間が浮くようになるはずです。
眠る時間が一定だと、メリハリがつくようになることがよく分かります。
仕事や家事・用事にしても、ダラダラと時間を過ごさなくなります。
眠ることに対する価値観が高まると、それを保持するために時間の使い方まで考えるようになりますね。
それがよい眠りを創るようになります。
よい眠りからは、メリハリある行動が生まれてきます。
それが意識を高める要因となって、行動の純化が始まるのです。
多くの人が睡眠時間が足りないとぼやきますが、本当にそうか、工夫が足りないのではないのか、そこまで考えてはいないのです。
これまで多くの人を見てきましたが、たいていは言い訳に言い訳を重ねる悪循環のなかで過ごしているのです。
しかし、しっかりとした睡眠をとるということに価値転換させて行動を変えてゆくと、ほとんどの方は自分の甘さを痛感しています。
よく眠った実感があると、一日が全然違う性質になります。
冴えた意識で一日が充実してきます。
振り返ってみてそうではありませんでしたか?
よく眠った実感がある一日は、朝からまるで気分が違いますね。
一度や二度は誰でも経験し知っていることです。
それを忘れてしまうのは、流されているうちに忘れてしまう。
あるいは、継続が大きな力になることに気がつかないのでしょうね。
循環性のある一日を作るためには、何かを中心にして回転させることが一番です。
それが仕事か、家族と過ごす時間か、趣味か、何かあるはずです。
高い価値を認めているから、それを中心に時間を配分してゆきますね。
それを睡眠に変えよう、というのがコアスリープメソッドです。
睡眠は必要不可欠のもので、睡眠の工夫が睡眠以外の時間の価値を高める結果につながります。
自分の適切な睡眠時間を把握することは、高い価値を持つ一日につながります。
自分の最適な睡眠時間を保持することにためらいがなくなると、一日の調子がうなぎ上りによくなってゆくでしょう。