実践の手びき

健康の自覚こそが気分を良くしてくれます

人生の問題の多くは、「不健康感」から現れている場合が多いです。

明確な病気なら、治療に専念する気持ちがハッキリします。

しかし、調子が悪いとか具合が良くないといった、健康を感じ得ない気持ちでいると、まず表情に表れます。

健康なにこやかさや、晴れた気分を表情に表すことができません。

どこか薄曇りの日常が展開してしまいます。

生活習慣病という言葉があるように、知らないうちに体に負担をかけていて、あちらこちらの機能が低下してきます。

これも習慣的な蓄積によって良くもなれば悪くもなりますね。

喫煙や過度の飲酒などは最大の害などと言われます。

あるいは偏った食生活や、睡眠不足も大きな要因です。

もし自分の意思の弱さが原因で、良くないと感じている生活習慣を変えられないなら、早期に手を打ちましょう。

また仕事などの不可抗力が働いているのならば、人生や生命と天秤にかけるだけの価値があるのか、見極める必要があります。

自分の不手際で時間を浪費しているようなら、できる限り時間を短縮できるように工夫して、健康回復のための時間を取ることです。

 

日常的な不健康感を解消するためには、2通りあります。

まず意識主導で、生活スタイルを改善してゆくこと。

たとえば、癌患者の方で笑いや感謝の心を意識して生活してゆくことで、免疫力が向上し完治したという例があります。
積極的な言葉や笑顔を意識して多用することで、健康の高まりを感じることができます。

もう一つは、根本的に生活スタイルを見直してしまうってことです。

サーカディアンリズムという体内時計がありますが、これに則った生活をする。

変更するゆとりがあるなら、仕事のスタイルを変えてゆくことも視野に入れる。

ですから、まず意識的な努力をして、それでも改善されないとするなら、根本的に変えてゆくことを考慮するのが順序です。

 

慢性的な不健康感から、健康生活に変えることができたら、あなたの雰囲気も変わります。

健康に不安があると、どうしても消極的になりがちです。

また、いらぬ心配をイメージの中で展開してしまいます。

ネガティブな考え方が支配的になってきますね。

不健康惑の解消はさまざまな問題の根を断つことができる妙薬です。

 

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