自己イメージが改善されると、奇跡的な体験を一気に引き寄せることがあります。
あなたは「感謝をしたくなる情景」をイメージしたことがありますか?
感謝をしたくなる情景とは、実はあなたの願いや望みです。
その願いや望みの実現性が高くなるかどうかは、あなたの心にかかっています。
お金持ちになりたいとか、借金を返したい、結婚したい、出世したい、幸せな家庭を築きたい、良い人間関係を作りたいなどの、何か望みがあるとします。
その実現を想像をすることが容易で継続的なら、いずれはそれが現れてきます。
そんなこといつでも思っている、と言ってるかもしれません。
考えていても、なかなか実現しないのなら、その思いや想像が、まるっきり方向違いであると考えられます。
たとえば心の中ではたちまち、「でもなあ・・・」とか、「無理だろうなあ」とか、「夢のまた夢だ」などとあきらめモードになっているとしたら、それは単なる羨望か、果たし得ぬ夢でしかないです。
実現するしないは別問題として、そのイメージが臨場感を持ち、実感的であるかどうかが問題です。
逆に、恐怖をともなうものは簡単にそれを感じ取ることができます。
ただ、嫌なイメージなので、継続性はないのが幸いしています。
いいイメージを想像するのが継続しないのは、さえぎる意識が働いてるからです。
なかでも経済問題は生活上の大きな問題です。
金銭問題は、てき面に心や意識と関連した事実が現れているからです。
生活費のやりくりに困っているという人はたいていお金に対する観念がマイナス方向に向けられています。
お金をほんとうに便利なもの、有益なものと実感している人が、お金に困っていることは、まずありません。
お金は無くなるもの、逃げてゆくもの、縁遣いものなどと感じているからこそ、お金自体がそこにとどまることを嫌がっているわけです。
これが、思いや想像、感じ方の方向性です。
同じお金でも、見方が変わればまるで性質が変わってきます。
別に収入が大きくなくとも、お金に困ってない人はいくらでもいます。
かなりの収入があっても、お金に困っている人はざらにいるものです。
想像力を生活や人生に活かすには、想像の方向性・ベクトルを認識しましょう。
プラスかマイナスか、そして、能動的か受動的か。
想像の性質には明らかに違いがあります。
自分がどんな性質の想像をしているのか、どういう想像に変えればいいのか。
その判断・選択ができるくらい試すことがポイントになります。
いずれ感謝したくなる情景がいつも目の前に広がってゆくことになるでしょう。