5次元世界の様相3から続きます・・・
私たちが生きている「場」は、ある点から観ると、とても複雑な構造になっていて、実は目に見えている映像も人によって違いがあります。
たとえば、よく引き合いに出される例として「コップの水」があります。
たくさんあるように見える人もいれば、少ししかないと見える人もいます。あるいは、水かどうか疑う人もいれば、水よりもコップのほうが気になる人もいる。
つまり、見え方の違いを生んでいる原因があるということです。
違う例えをあげるとしたら、「幸せ」という状態についても人によってまったく違いを持ちますね。特に似通った幸福感を持つ人というのは、集合を形成しやすい、つまり類は友を呼ぶという現象です。
知識や情報、あるいは物質的な豊かさに比重を置いていると、精神性や愛といった真実の幸福の要素に対して盲目になりがちです。
自分の幸せに対して責任を持っている人なら、人に幸せのごり押しをすることはありません。特に宗教に関しては、個々人の信念の領域に影響するため、注意する必要があります。
私たちが組織活動を一切行わないのは、実践者個人が幸福になるのに、組織などまったく必要ないからです。ピラミッド型の競争社会では、組織は多くの犠牲を生み、もともとの理念からはかけ離れた状態へと変化するものです。
悲しいことに、相対次元では集合を持ち始めると、必ず主導権を巡って大小さまざまな競り合いがはじまります。
しかし、5次元ではそういう要素は皆無となります。なぜなら、他者の幸せがそのまま自分の幸せになるからです。
つまり、自分の幸福な在り方を確立することで、そういう人びとが集合を持つようになるのです。
その集合は実際、目に見える形で集まりを持つものではありません。いわば精神的な繋がり、絆、そういう形を取ることになるのです。相対次元からの干渉を受けることもありません。
もしあなたが5次元を志向するのなら、そろそろ無益な競争や争い事からは距離を置き、自分の在り方に責任と自信を持った生き方にシフトする時期が来てますよ。