感謝呼吸

感情は創造できるのか〜感謝の感情を創り出す方法

感謝呼吸では、感謝の実感がテーマであり、言ってしまえば感謝の感情を意図して創造する、ということです。

ふつう、感情はなんらかの思考にともなうケースがほとんどで、突発的な出来事に自分の観念が作用して、その人独自の感情が表出します。

つまり、あなたの中心的な信念や観念が、感情の種類を決めています。

人生が変わる最大要因は、無意識に反応する人生から、意図的に創造する人生に変える決断をするか、それだけなのです。

かといって、人生を創造するなんてことが、できるのでしょうか?という質問を受けます。

おそらく、あなたが懸念するより簡単に、人生は創造することができます。

と言うより、これまでもそうでした、無意識ではありますが。

つまり、あなたが思い描くように、人生は変えられるということです。

その最も大きな手がかりが、あなたの感情なのです。

冒頭でも、感謝の感情を意図して創造する、と言いました。

苦しみが主体な生活を送っている人は、いつからか苦しくなるような感情的反応をしています。

なので、その世界しか見ることができず、幸せにはなれない、という諦観を持ち続けます。

これで突然人生が変わることなど、本来ありえません。

たとえば、宝くじが突然当たって、大金を手にしても、いつのまにか元いた所に帰ります。

それだけならまだしも、放蕩三昧だったために、事態はさらにひどくなっているケースが多々あるわけです。

これは、反応的な生き方と創造的な生き方の違いであり、創造的な生き方をしている人は、自分の未来をある程度予測することが可能になります。

では、感情と人生にどんな関わりがあるのでしょうか?

感情は、経験を導く力を持ちます。

泡のような思考と違い、感情は重厚です。

なので、肉体にも強く影響して、健康さえ左右する力を持っています。

あなたが日々感じていることが、あなたの人生そのものであって、今のあなたなのです。

あなたは今、何を感じていますか?

それを決めて、決めて、決め続けること、それが人生を変えるということです。

真に幸福な人生を送っている人は、この原則を絶対に手放しません。

あなたの理想とする人がいたら、この視点で観察してみてください。

どんな状況に置かれても、彼や彼女は、自分の選択を最重視しているはずですからね。

さて、

感謝というのは、単純なようで、とても幅広い応用の効く感情でもあります。

もしかしたら、感謝を感情とは思っていない人もいるかもしれません。

ありがとう、という言葉を発することだけが感謝だと思っているとしたら、それはとても限定的です。

もちろん、ありがとうという言葉に奇跡的なパワーがあることは間違いありません。

それを奇跡的なワードにしている背景には、宇宙に遍満する同波動の存在が作用しているからです。

感謝は愛と言い換えることが可能な言葉なのです。

感謝、つまりありがたさを感じているとき、全身の細胞に愛の波動が行き渡ります。

なので身体中が温かくなる感覚になります。

私は実験的に体温計測もしますが、感謝呼吸を始める前と後では、0.4度の違いがあったのです。

このように体感的な違いを持っていると、存在を感じられて、確信が深まります。

感謝はリラックスするほど、感じやすくなります。

大事なことは、明確にありがたさを意識することです。

リラックスすると、ありがたいなあという気持ちに同調しやすくなります。

全身がとても暖かくなるのも、特徴的な感覚です。

病を劇的に回復させるような離れわざもやってのけたりするのです。

ひとまず、ここで終わります。

ではよい今を!

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