呼吸を意識して生活していると、一番強く感じることは、深い呼吸による酸素供給の必要性です。
健康を志向する人でも、食べ物の種類や成分に気をつけるというのに、呼吸についてはほとんど無関心、て人も多いですね。
たぶん、これから少しずつ、食についての変化が生まれてくると思われます。おそらく、自分の実感が主体の食生活に移ってゆくでしょう。
これまでは、情報主体の食生活だったのが、自分の体の反応に応じた食の選択へと変化してゆくはずです。
テレビでこれがいい!と言っていたから、これを食べる必要があるとか、偉い先生がこれを食べたら健康になるって言ってたから、これを食べるとか。正直言って、いつまでこんな無責任な食生活をすれば気が済むのでしょう(笑)。
そして効果の無さにがっかりし、次に出てくる商品や素材を買い続けさせられます。
こんなことが頻繁に続く理由は、自分の体の反応に対して、あまりにも無頓着すぎるからです。
私たちの身体の知性は、私たちの脳による判断レベルをはるかに越え、何が必要な「食」であるのかを理解しているのです。
個体レベル、液体レベル、気体レベルで何を摂取すればいいのか、どういう順序がいいのかさえわかっています。