相対世界の特徴として、競争する、優位を競う、ひいては争い、戦争にまでエスカレートしてゆきます。

この競争について「原理」として捉えることには、とても強く違和感を持ちます。競争原理などと言うと、あたかも人間の本質、本性のように感じてしまいます。

競争のなかに巻き込まれると、たいてい冷静な心は置き去りにされ、勝つことのみに価値があるかのような錯覚に陥ります。

誰もがもともと心根は優しいはずなのに、「競争」を受け入れてしまうと、豹変してしまいます。

競争の対価を得ることにのみ焦点が当てられ、調和の優位性を忘れてしまうとき、多くの人は悩みのなかに没入してしまうのです。

私たちは一度、この競争から距離を置き、自分自身に対してもっと優しく接する必要があります。

特に企業など組織の一員として働いている場合は、システム的に競争原理を当てはめていますから、そこでの優劣が人格とみなされる傾向があります。(とんでもない話です)

その中では自分の個性は打ち消されて、従属するものほど優位に立てるという不自然さがまかり通っています。個性の突出、つまり出る杭は打たれることになるわけですね。

かと言って、生活してゆくためには従わざるをえない、というのも分かりますが、ストレスを溜めこんで鬱になったり、奇異な行動に走ったりするとなると本末転倒です。

さいわい、競争の神話は徐々に崩れつつあり、そのレールから一人また一人と乗車拒否をする人が増えてきました。ブラック企業の経営の行き詰まりは、その象徴的な出来事でもあります。

感謝呼吸実践者として生きる私たちとしては、競争より調和に重点を置くことを心がけましょう。

競争の雰囲気、波動なりを感じ始めたら、ひと呼吸置いてください。かならず自分のリズムからは外れて、乱れだしています。

身体の求めに従順になってください。そうすれば、調和的な雰囲気や気分があなたを包むでしょう。そこから行動に移るという新たな循環を作るのです。

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