感謝呼吸は、呼吸法を身につけるためのものではありません。まず、自分がいまどんな呼吸をしているのかを見てみる。そこから始まる、日常の基本スタイルです。
まず、今の呼吸から。
正しい呼吸へ急いで直す前に、ほんの少し立ち止まってみます。呼吸は速いのか、ゆっくりなのか。鼻から吸っているのか。吐く息は、どこまで続いているのか。
自分は、いまどんな呼吸をしているんだろう。
その問いを持つことが、感謝呼吸の最初の一歩です。何かを変えると決める前に、まず今の自分を確かめます。
呼吸を見ると、気づけることがある
呼吸は、身体だけの出来事ではありません。息を見ていると、頭の中で繰り返していることや、今の自分の気分にも、少しずつ目が向くことがあります。
基礎呼吸身体が、いまどんな息をしているかを見る。
想像力思考やイメージが、どこへ向かうかに気づく。
感謝息余白が生まれたとき、自然に現れる深い息を受け取る。
感謝呼吸は、基礎呼吸・想像力・感謝息という三つが、日々の中で織りあげていくライフスタイルです。
先のことは、まだ決めなくていい。
呼吸を見ていくうちに、身体のこと、思考のこと、日々の過ごし方について、これまでとは違う問いが生まれることがあります。
どこへたどり着くかは、最初から決めなくていい。けれど、自分の呼吸を見直すと決めることはできます。
何が見つかるだろう。
まずは、今の呼吸から。
感謝呼吸は、医療行為、診断、治療ではありません。日常の中で自分の身体・呼吸・意識との関係を見つめるための、ひとつの基本スタイルとして扱います。
