これは役に立つと思いますので、おりにふれて読んでみましょう。
人生を変える公式①
「与えるものが返ってくる。与えたものしか返ってこない」
与えることがデフォルトになれば、欲しいと思わなくなる。当然返ってくることが当たり前になる。
ただし、欲しいから与える、という段階では、返ってこない。なぜなら、「欲しい」ということが本心だからだ。
宇宙はそれをコピーする。欲しい、という状態をあなたが体験することになる。
なので、与えられることに喜びを感じ、感謝できるまで、継続することだ。
やがて、どんどん返ってくる。
そのときがくれば、自分の意識状態でわかる。「私は満たされている、だから与えられるんだ!」とね。そしてそれが循環することになる。
人生を変える公式はいたって簡単だってことが、腑に落ちるだろう。
では、与えるためにどうすればいいのか。自分を満たし、相手を満たしてあげるにはどうすればいいか。
自分の心を満たすためには、いい気分になっていることが最初のステップだ。
あなたがネガティブな心で苦しんでいるには、それなりの理由がある。
心と体がアンバランスな状態だと、いい気分にはなれない。
その状態で人と会うとしよう。
すると相手もあまりいい気分にはなれない。与える側の人間でない限り、あなたと同じ反応を示す。
つまり、まず自分を満たしてあげるという行為は、与えるという行為の下地になる。
満たされていない者が、どうして与えることができるだろう。空のタンクからは何も出すことができない。
自分を満たすとはどういうことか。いい気分でいる、いられるということだ。
物理的に何かを持っているからいい気分でいられるのではない。
何も持っていなくても、いい気分になることはできる。それが満たされているということだ。
逆に、たくさんのものを持っていても、いい気分になれない人も多い。実は彼らは空っぽなのだ。
キリスト教に黄金律と呼ばれる教えがある。"人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい"(『マタイによる福音書』7章12節,『ルカによる福音書』6章31節)
これはまさに、与えることの神髄を説いた教えだ。
ただ、どうすればそうできるかについては、各自にゆだねられている。
だからまず、自分が満たされることに注力しなさい。そうすれば、あふれてくる。溢れたタンクから水を汲み、分け与えることは簡単だ。
というより分け与えないと身動きができなくなるよ。
つまり行動に起こすこと。行動に起こすとは、与えるということだ。
あなたが与える側に立つと、あなたの精神(本心・潜在意識・支える思考)は自分が持っているに違いない、という思考をしはじめる。
持っていなければ、与えることはできないのだからね。
本心で与えることができると、宇宙はそれをコピーする。宇宙は与えるものをあなたに与えるのだ、びっくりするくらいに。
かなり前に書いていたものを拾い上げてみましたが、いま読んでも新鮮な気分になれます。
まず満たされる。それで与えられる自分になる。
何も無い、と思っていると、自分の気分さえ暗く沈みがちになりますね。
ホントに何も無いの?いや、よく考えれば、たくさんあった。
あなたの気分が、何もない自分と錯覚させてるだけ。
いい気分でいるためには、もっと心身の管理が大切だ。
少なくとも、息が詰まってる状態じゃ、与えられない。
だって窒息しそうなんだから。
いい気分になるためには、突き詰めていけば呼吸である。
自分の呼吸に帰ること。ホントに簡単です。
基礎呼吸を体得したあなたなら、ほんともうデフォルトでいい気分でしょ?
自分の呼吸に帰れるって、これほどの幸せないんですよ。