考えが、先へ先へと走っていく日があります。まだ起きていないことや、まだ言われていないことまで、頭の中で何度も繰り返してしまう。想像力は未来を描く力であると同時に、今の自分を守ろうとする、自然な働きでもあります。
考えだけを見なくていい
気になる考えが浮かんだとき、その内容だけを追いかけなくても大丈夫です。胸や肩、お腹は今どんな感じか。息は鼻から入っているか、口から入っているか。呼吸は、どんな速さで続いているか。
考えのそばには、いつも身体と呼吸があります。そこへ少し視線を移すだけで、今までと違うものが見えてくるかもしれません。
呼吸を見ていると、思考の癖も見えてくる
呼吸を見ていくうちに、自分の中で考えが速くなる場面や、同じことを何度も想像する場面に気づくことがあります。そのとき呼吸はどうなっているのか。身体には、どこに力が入っているのか。
呼吸と考えを、正しい・間違いで分ける必要はありません。二つを行き来しながら見ていくことで、自分の内面にはどんな傾きがあるのか、少しずつ自分の言葉で分かってきます。
少し、想像してみてください。
もし、気になる考えが浮かんだときに、その考えを変えようとする前に、自分の呼吸を一度だけ見てみたら。

あなたは何に気づくでしょう。息の短さでしょうか。肩の力でしょうか。それとも、考えが浮かぶ前から続いていた身体の小さな緊張でしょうか。
答えを急ぐ必要はありません。気になったところが、あなたが次に見てみる場所です。
想像力の地図を、自分で読む
感謝呼吸では、想像の動きにも四つの段階があると考えます。大切なのは、誰かに判断してもらうことではありません。今の自分が、その地図のどこにいるかを、自分で見つけられるようになることです。
想像力マップ 最初の目印
ネガティブ & 受動性
「どうせうまくいかないかもしれない」「何か悪いことが起きるかもしれない」「自分にはどうにもできない」。そんなふうに、まだ起きていないことへ想像が向かい、自分は待つしかないように感じる地点です。
& 受動性2次の地点3次の地点4次の地点
これは悪い自分の証拠ではありません。今の想像力がどこへ向かっているかを知らせる、最初の目印です。ここに気づくことが、悩みに飲まれず、次に何を見てみるかのヒントになります。
答えは、自分の中で見つける
感謝呼吸は、思考を消すためのものではありません。自分の呼吸を見ながら、思考や感情がどんなふうに動いているのかを確かめていくこと。その積み重ねが、自分との付き合い方を見つける材料になります。
7日間、自分の内側を見ていく旅へ
Journeyでは、まず呼吸を見るところから始めます。毎日ひとつずつ確かめながら、身体だけでなく、自分の中で起きていることにも少しずつ目を向けていきます。
考えが気になる日も、まずは今の呼吸から。そこに、自分だけの発見が待っているかもしれません。
