体が感謝した状態になるには?
感謝することについて、形はあるようでないものです。
人それぞれに感謝の対象は変わってきます。
置かれている、あるいは意図している立場によって、感謝の感情が出てくるパターンや頻度にも違いがあります。
たとえば、現実的に苦しい環境にあると、なかなか感謝する「余裕」までたどりつきません。
あるいは、感謝を意図していても、なにか白々しく感じてしまい、続かないというケースがよくあります。
そこで手っ取り早く、「感謝を感じる」方法をお伝えしましょう。
それはリラックスする、ということなんです。
ほんとうに感謝を感じた時の状態、つまり「ありがたいなあ」って心底感じる状態は、全身のリラックス感があり、肉体的にバランスがとれた状態でもあります。
感謝を人生の軸にして生きてゆきたいという方が、とても多くなってきました。
感謝がもたらす効果は、私たちの予想をくつがえすほどのパワーが有ります。
その効果ゆえに、感謝することをどこかで義務化してしまいがちなんです。
しかも「しなければならない」となってくると、感謝の意識からしだいに遠のきます。
ですので、感謝の状態を体で現した状態、つまりリラックスした状態に移すことで、実質的に感謝している状態へになれるのです。
リラックス状態で満ち足りた気分を
瞑想などの取り組みで大切なコツがあります。
それは、思いを消そうとしないことなのですが、たいていは自分の思考の中の住人のままなので、思いに翻弄されてしまいます。
自分の思考を客観視するには、まず思考は思考のままにしておくことです。
湧き出る思考に対して、あれこれ干渉しないことです。
そして、リラックスして満ち足りた気分になることです。
いずれは、もっと詳しくお話できると思いますが、これについては本日はここまでです。
いまとても寒気が日本中を覆っていますが、体が硬くなりがちな環境です。
また、こんなときに意図してリラックスすることは、心身の健康にとって欠かせない行動ですよ。