感謝息は、感謝呼吸の基本要素の一つです。
基礎呼吸から想像力を使い、感謝の感情を込めて吐き出される息を感謝息と言います。
つまり、感謝を深く実感した呼吸です。
感謝の対象がイメージによって明確になっていて、その対象がすでに自分の経験にまで高まっている、そういう状態に自分を高めます。
昨今の引き寄せの法則を実践的に行うのに適していると言えます。
この感謝息を1日30回、朝昼夜に10回ずつやってください。
数分で繰り返すことができる、簡単な実践ですが、極めて効果の高い方法です。
もし1週間できたとしたら、生活が全然変わっていることに気づかれるはずです。
これは意図的で実践的なパラレル移動の方法です。
あなたは自分の在り方に応じて、気づかずにパラレル移動しているのです。
たとえば、あなたがふだん憂鬱を感じていて、何もやる気が起こらない状態だとします。
その世界では、気分がハッピーになるようなことでさえ、面倒に思えたり、自分には縁がない、関係ないと切り捨てたりしています。
そんなこと、身に覚えはありませんか?
ところが、とてもいい気分でいると、些細な事でさえ、自分を幸せにする材料にみえてきます。
これは、あなたがまったく違う世界を生きていることを表しています。
でも、元のあなたの観念に従うと、変わり映えしないと勘違いして、元の憂鬱な世界に戻る選択をしてしまうわけです。
実践者のAさん(40歳女性)は、ネガティブさに悩んでいたとき私と知り合うことになりました。
彼女は悩んでいる状態にあって、それを手放すことができないジレンマに苦しんでいたのです。
これまで数限りなくこのような状態の人々を観てきました。
人によっては、私の波動圏にいるだけで、そういう状態から抜けられます。
彼らが本当の自分に気がつき、表情が嘘のように晴れてゆく姿を何度もみてきました。
しかし、なかには元に戻ってしまう人もいます。
それは、自分を変える選択に慣れてないため、あるいは、元いた世界に未練が残っているためです。
気づいてほしいのは、体の影響によって、思考を変えるプロセスを放棄しないことです。
古い観念と体調はセットになっています。
なのでまず、定期的に思考を意図して変えることです。
朝、目覚めとともに、一番感じていたい感情に浸ってください。
感謝でも喜びでも、うれしさでも楽しさでも、自分でこうありたい感情です。
そして、昼一番にその感情を復元させます。
さらに寝る前にもう一度その感情を味わい、それとともに眠るようにします。
これを1週間、真剣にまじめに続けてください。
それぞれ数分でかまいません。
やがて、事あるごとにその感情があなたの生活の中で顔をのぞかせてきます。
そして、あなたの自然な感情となる時がおとずれます。
パラレル移動の完了です。
感謝呼吸実践会では、
感謝息を1日30回(朝昼夜10回ずつ)を推奨しています。
これをしっかりやって、あなたの現実が変化しないわけがありません。
早い人ならほとんど瞬間的に変化を感じられるでしょう。