物価高が不安なあなたへ~心が先に“豊かさ”を感じると、現実も変わる
最近、買い物に行くたびに「また上がってる…」とため息。
光熱費、ガソリン、食料品――
なんだか全部が値上がりしていて、不安がじわじわ広がっていく。
「このままで大丈夫なんだろうか…」
そんな思いが心のどこかに居座っている人も多いのではないでしょうか。
不安は「現実」からじゃなく「反応」から始まる
実は、不安って、現実そのものより
“それをどう受け取ったか”で決まることがほとんどです。
同じ値上げを見ても、
・「これからどうしよう」と暗くなる人もいれば
・「よし、買い方を工夫しよう」と前向きになる人もいる
違いは、“心の状態”だけ。
だからこそ「感謝呼吸」で整える
不安なニュースが流れたとき、
まずはその感情を否定しなくていい。
でも、そのまま飲み込まれるのではなく、
ひと呼吸おいて、自分に戻ることができたら、
そこから先の行動が変わります。
【実践ポイント】呼吸で「心の受け皿」を広げる
感謝呼吸のコツは、“いいことを思い出すこと”ではなく、
「すでにある豊かさに気づく」こと。
たとえば、今日のこんな瞬間:
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朝、ぬるま湯で顔を洗えた
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コーヒーの香りがほっとした
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今日も布団で寝られる
「これは豊かさなんだ」と呼吸の中で感じていくと、
脳の焦りがふっと緩みます。
これは根性論ではなく、科学的にも説明できます。
深い呼吸は、交感神経のスイッチを切り、
「大丈夫だよ」という安心を身体に伝える働きがあるんです。
不安なときほど、心を“整えて”から考える
焦ったまま何かを選ぶと、
・無駄に節約してストレスを溜めたり
・逆に「どうにでもなれ」と散財したり
反応的な行動になってしまうことが多い。
でも、感謝呼吸をしてからだと、
「今の自分が本当に望んでいる選択」が見えてくる。
呼吸ひとつで、現実は変わりはじめる
もちろん、物価そのものが明日から下がるわけではありません。
でも、「不安の中に生きる日々」は、
呼吸ひとつで、確実に変えられる。
呼吸が整うと、心にスペースができて、
目の前の“ある”に気づけるようになる。
そのとき、私たちはほんの少し“豊か”になれるのです。
明日は、
「人間関係のモヤモヤ、根っこはどこ?」をテーマにお届けします。
人間関係と呼吸の切り離せないつながりについて考えてみましょう。
では、また明日。