情報が多すぎて疲れてない?いま「呼吸」が一番の処方箋
朝、スマホを開いて、なんとなくSNSを見て…
いつのまにかニュースの見出しに不安を感じて、
気づけば心がざわついてる。
ただ、見ただけなのに、疲れてしまう。
そんな毎日、送っていませんか?
情報疲れの正体は「心の呼吸不全」
私たちの脳は、目の前に「事件」や「不満」や「比較」が現れると、
たとえそれが自分に直接関係ないことであっても、
まるで“自分の身に起きたこと”のように反応します。
・見知らぬ誰かの怒りに共鳴し
・他人の成功に焦りを感じ
・「今の自分では足りない」と思い始める
すると、呼吸が知らず知らずのうちに浅くなり、
心と身体が「危険だ」と判断する。
これは、現代に特有の「見えないストレス」のかたちです。
だからこそ、“呼吸”で整える
スマホやパソコンが日常の一部になった今、
情報を完全にシャットアウトすることは、ほぼ不可能。
でも、受け取ったあとに自分を整える術を持っていれば、
情報に呑み込まれることはありません。
その術が、感謝呼吸です。
【実践しながら読む】感謝呼吸、3分でOK
ちょっと、深呼吸してみましょう。
-
まず、息を吐き切ります。(口からフーッと、7秒ほど)
-
そっと鼻から吸いながら、今日、少しだけ嬉しかったことを思い出します。(3秒)
― たとえば「朝、空がきれいだった」「猫が寄ってきた」「お湯があったかかった」 -
吐きながら、心の中で「ありがとう」とつぶやきます(7秒)
この呼吸を、ほんの3分。
すると不思議と、頭のモヤが晴れてくる。
呼吸は、心のリセットボタン
「整えよう」「変えよう」と意気込まなくてもいい。
呼吸ひとつで、今ここに戻ってこれる。
それが、感謝呼吸のすごいところです。
そして、続けていくと、
ふとした瞬間にこう思えるようになります。
「あ、なんか今日も大丈夫かも」
「焦らなくても、私はちゃんと進んでる」
情報に飲まれない自分をつくる、最初の一歩
現代を生きる私たちは、常に“何か”に反応してしまう。
でも、反応するたびに立ち止まって、深く呼吸することができれば、
心は少しずつ、自分のペースを取り戻します。
スマホを置いて、ただ3分、呼吸をする。
その習慣が、あなたの未来を静かに変えていきます。
明日のテーマは、「物価高が不安なあなたへ」。
“感謝”が不安をどう変えてくれるのか、一緒に探っていきましょう。
では、また明日。