
終わらない家事に、呼吸で“時間の手綱”を取り戻す
やることは山積み、でも時間だけが過ぎていく。
洗濯物を干して、食器を片づけて、床を拭いて、気づけば夕方。
「今日いったい、私、何してたんだっけ?」
そんな風に思うこと、ありませんか?
やることは確かにたくさんこなしたはずなのに、何かに“追われていた感”ばかりが残る。
感謝も達成感も湧かない…まるで、時間だけが自分の意思と関係なく過ぎていくような、そんな虚しさ。
でもそれは、あなたが怠けているからでも、能力が足りないからでもありません。
「時間」との関係性が、ただ少し、乱れているだけなのです。
呼吸が浅いと、時間も“他人のもの”になる
忙しいとき、私たちの呼吸は無意識に浅く、速くなります。
そして、意識も次から次へと未来へ飛び、
いま目の前のことが“ただのタスク”になっていきます。
この状態こそが、「時間に追われる感覚」の正体です。
逆に、呼吸をゆるめて深くすると、不思議と時間が“自分のもの”になっていく感覚が戻ってきます。
まるで、自分が「時間の手綱」を握っているような、そんな安心感と集中。
つまり、時間の感じ方は、呼吸の質と相対的に変化するのです。
相対性ワーク|“選んで動く”呼吸で、家事をわが手に戻す
今から、たった3分の呼吸ワークで、家事に追われる感覚を変えてみましょう。
▷ステップ①
今やろうとしている家事をひとつ、目の前に思い浮かべてください。
例:食器洗い、洗濯物を干す、など。
▷ステップ②
ひとつ息を吸って、「これは私が選んでやること」と心の中でつぶやきます。
▷ステップ③
ゆっくりと息を吐きながら、その行動に集中します。
そのとき「ありがとう」と心の中でひと呼吸ごとに感じてみましょう。
これだけで、「やらされてる感覚」から、「私は選んで動いている」という感覚へと呼吸が導いてくれます。
まとめ|同じ家事でも、呼吸が変われば人生が変わる
“ただこなすだけ”だった家事が、ひと呼吸で“私の時間”になる。
これは、ほんの小さな呼吸の質の違いが、時間の感じ方を大きく変えてくれる「相対性」の実感です。
未来に振り回されず、“今この瞬間”を選び取る力。
それは、特別な才能ではなく、日常の中で呼吸によって取り戻せる、シンプルな感性なのです。
コラム|相対性という“切り替え”のチカラ
私たちが毎日暮らしている世界は、
実は「絶対的なもの」よりも「相対的なもの」でできています。
暑い・寒い、美味しい・まずい、忙しい・ヒマ……
すべては比較や状況によって変わります。
時間も、同じです。
同じ1分でも、焦っているときは短く、集中しているときは長く感じられます。
この「感じ方」の差を活かせるかどうかが、
現代人の幸せを左右する鍵だと、私は思います。
とくに女性は、「やるべきこと」に心を奪われがちです。
けれどそのとき、「私はいま何を感じているか?」に一瞬戻れるかどうかで、未来が変わってくる。
相対性は、実は“切り替える力”のこと。
相対性の真実がわかっていれば、
呼吸ひとつで、その場の重さも、時間の重さも、自分の存在までも、軽やかにスイッチできる。
この力を日常で使えるようになれば、暮らしの中に「自分の時間」が、ちゃんと戻ってくるのです。
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