昨日の記事で想像の方向性、ベクトルを提示しました。
あなたの想像がプラスかマイナスか(ポジティブかネガティブか)。
そして、受動的なのか、能動的なのかということです。
想像やイメージは受動性と能動性の性質を持っているのです。
「連想」という言葉がありますが、これはなんらかの事象を受けて、自然と意識のうちに出てくるイメージです。
いわば受動的性質を持った想像です。
これに対し能動的想像は、意識して想像を繰り広げるものです。
イメージトレーニングなどをして、想定した状況に合わそうとする訓練などに相当します。
あなたは、このベクトルをどう組み合わせるのが理想だと思いますか?
あるいはどのパターンで想像が繰り広げられていますか?
以下に4つのパターンがあります。
1ネガティブイメージ+受動的イメージ
2ネガティブイメージ+能動的イメージ
3ポジティブイメージ+能動的イメージ
4ポジティブイメージ+受動的イメージ
意見は分かれると思いますが、あなたの心境に応じた答えでもあります。
ほとんどの人がいずれかのパターンに属した想像をしています。
いわゆるインスピレーションが湧くのは、2の段階以降です。
3の段階では、自分のポジティブ化に自信がつき始めています。
嫌な想像、気分に敏感になっていますので、すぐにイメージや態度を変更します。
4の段階に入ると、自分の精神性を存分に発揮しています。
自分の望む在り方を明確に意識した状態で、外側の情報に翻弄されなくなっています。
想像力の段階性を知っていると、自分の今の状態をかなり把握できます。
また、人生に対して強く希望を持てるようになるのです。