「まず呼吸」──スマホよりも先に“わたし”を思い出す
朝、目が覚めて最初に見るのは、スマホの画面。
けれど、本当に見てほしいのは「今日のわたし」かもしれません。
通知や情報よりも先に、自分の呼吸に触れることで、
一日が静かに、でも確実に変わっていきます。
たったひとつの習慣が、心の余白を取り戻す入り口になります。
朝、スマホに触れる前に「自分の呼吸」を思い出していますか?
多くの人が、起きて最初に見るのはスマホです。
LINEの通知、天気予報、ニュース、SNS…
目に飛び込んでくるのは“自分以外”の世界。
そうして、朝のうちに「自分の軸」がどこかへ置き去りになる。
それが、心の余白をなくしていく最初の一歩になっているのです。
「まず呼吸」から始まる、1日の整え方
忙しい日々に、いきなり瞑想したり深い呼吸法を続けるのは難しい。
でも、たったひと呼吸なら、すぐにできる。
そこでおすすめしたいのがこの習慣──
💡《感謝呼吸の“スマホ付箋”ワーク》
📝やり方:
- 夜寝る前に、スマホ画面に小さな付箋を貼ります
▶ 書く言葉の例:
「まず呼吸」/「呼吸してから見る」/「ありがとう」/「わたしに戻る」 - 朝起きたら、スマホを見る前に、その付箋の言葉をひと呼吸分、味わう
- 深く吸いながら、心の中で「ありがとう」
ふわっと吐きながら、「今日の自分」を迎え入れる
この“たった15秒の呼吸”が、朝のスタートを大きく変えます。
思考よりも先に、感覚で1日を始められるようになるのです。
呼吸をルーチン化する「暮らしの中のスイッチ」例えば・・
日常の動作に、ひと呼吸の“余白”を挟むだけで、
心の緊張は驚くほど変わります。
▪ 歯を磨く前に
→ 「今朝の私に、ありがとう」ひと呼吸
▪ 鏡を見る前に
→ 表情の前に、呼吸で“感情の姿勢”を整える
▪ 仕事や家事を始める前に
→ タスクよりも先に「わたしの中心」に触れる時間
▪ 寝る直前に
→ スマホの代わりに「呼吸とありがとう」で眠りへ
習慣化のコツは、「構えず、ひとつだけ」
たくさんやろうとしなくていいんです。
まずは、「スマホを見る前に呼吸する」
これだけで十分。
そして、1週間、ただ続けてみてください。
- 目覚めが楽になる
- 思考が落ち着く
- 心にスペースができる
そんな変化を、きっと体感できます。
🪧 講座では、こんな習慣を“生き方”に育てていきます
感謝呼吸マスター講座では、
こうした日常の“呼吸の仕掛け”を、
それぞれのライフスタイルに合わせて育てていくサポートをしています。
習慣をつくることは、「自分を取り戻す土台」をつくること。
深く学びたい方は、ぜひこちらからご覧ください:
👉マスター講座・サポート
📱コラム:スマホ依存が心の余白を奪う──その弊害と改善への一歩
「気づいたら、1時間もスクロールしていた」
多くの人が、スマートフォンを手に取ると、つい時間を忘れてしまいます。
SNSのチェック、動画の視聴、ニュースの閲覧…。
これらは一見、日常の一部のように思えますが、実は心と体に大きな影響を及ぼしています。(東邦大学 ラボ)
スマホ依存の実態とその影響
2024年の調査によると、スマートフォンがないと「困る」と感じる人は81.1%に上ります。
また、スマホ依存を自覚している人は62.5%にも達しています。 (MMD研究所)
さらに、スマホの使用がストレスの原因となっていることも明らかになっています。
例えば、ウェブサイトやアプリの表示に10秒以上かかると、約48.8%の人がストレスを感じると回答しています。 (MMD研究所)
これらのデータは、スマートフォンが私たちの生活に深く入り込み、心の余白を奪っている現状を示しています。
心の余白を取り戻すための改善方法
スマホ依存から脱却し、心の余白を取り戻すためには、以下のような工夫が効果的です。
1. スマホの使用時間を意識的に制限する
スマホの使用時間を記録し、1日の使用時間を決めることで、無意識の使用を防ぐことができます。(PR TIMES)
2. スマホを手に取る前に深呼吸をする
スマホを手に取る前に、深呼吸をすることで、自分の行動を客観的に見つめ直すことができます。
3. スマホを手の届かない場所に置く
スマホを物理的に手の届かない場所に置くことで、無意識に手に取ることを防ぐことができます。
感謝呼吸で心の余白を育む
感謝呼吸は、呼吸を通じて自分自身と向き合い、心の余白を育む方法です。
スマホを手に取る前に、感謝呼吸を行うことで、自分の内側に意識を向けることができます。
スマートフォンは便利なツールですが、使い方を誤ると心の余白を奪ってしまいます。
日々の生活の中で、スマホとの付き合い方を見直し、心の余白を取り戻すことが大切です。
「心に余白がある人は、自分の呼吸を信じている。」
─ 感謝呼吸とともに、“わたし”に戻る月。