やりたいことは、“望む在り方”から生まれる~戻るという前進
やりたいことは、“望む在り方”から生まれる~戻るという前進 「やりたいことをして生きていきたい」 それは今、多くの人の心にある願いかもしれません。 でも実際には、「やりたいことがわからない」「始めたけれど苦しくなった」 そんな声もあとを絶ちません。 それは、「やりたいこと」と「望む在り方」がずれているから。 本当にやりたいことは、遠くにあるのではなく、 あなたの在り方にすでに内在しているのです。 進むことばかりが、前進ではない 今の時代、自己実現の方法として 「やりたいことを仕事にする」「夢を叶える」とい ...
「ありたい自分」と「がんばってる自分」は違う─無理をしない在り方の選び方
「ありたい自分」と「がんばってる自分」は違う─無理をしない在り方の選び方 “いい人”として頑張ってきた人ほど、 「自分を生きたい」と願いながらも、 無意識のうちに“誰かの期待”に応える自分を選んでいます。 でも、それはありたい在り方ではなく、 “評価されるための在り方”かもしれません。 今回は、望む人生を遠ざけてしまう「がんばる自分」と、 そこから静かに抜け出す方法についてひもといていきます。 がんばることは、悪くない。でも…… 「がんばっているのに、しんどい」 「頑張ってるのに、うまくいかない」── そ ...
望んでいるのに、叶わない理由─それは“在り方”がずれているからかもしれない
望んでいるのに、叶わない理由─それは“在り方”がずれているからかもしれない 「こんなふうに生きたい」「こんな自分になりたい」── そう願っているのに、現実はなかなか動かない。 それは、あなたの願いに力がないわけではありません。 もしかしたら、“在り方”が少しだけずれているのかもしれません。 このシリーズでは、「望む在り方」とは何かを解き明かしながら、 自分の内側から人生を変えるヒントを呼吸とともにお届けしていきます。 願っても叶わないのは、なぜ? 私たちは、ときに強く願います。 「もっと自由に生きたい」「 ...
“いい人”をやめたあとに見えてくる、望む在り方のチカラ
『“いい人”をやめたあとに見えてくる、望む在り方のチカラ』 「もう、いい人じゃなくていい」と思ったとき。その心には、何が残ったでしょうか? 傷つきたくなかった心、愛されたかった願い、誰かにとっての価値でいたかった日々。それらを手放したあとに、ようやく浮かびあがるのが、“わたしはどう在りたいか” という問いです。 「空白」が教えてくれること 「いい人」をやめたあとの時間。 それは、静かで、少し寂しく、どこか不安も感じるものかもしれません。 これまで人の期待に応えることで保っていた関係や役割が、ふと消えたよう ...
「さよなら、いい人」~手放したあとにやってくる人間関係の自由と静けさ
「さよなら、いい人」~手放したあとにやってくる人間関係の自由と静けさ 長いあいだ、「いい人でいなきゃ」と思って生きてきました。 空気を読んで、相手の顔色を見て、自分よりも周りを優先することが、“愛される条件”だと信じていたのかもしれません。 でも、呼吸を通して気づいたのです。ほんとうの私に戻ることを、誰も責めたりしないということに。 そして、そのままの私でいるときこそ、深くつながれる人と、自然に出会えるのだと。 「いい人」をやめたとき、私の世界は壊れるどころか、静かにほどけていきました。 今はただ、こう思 ...
「いい人」をやめたら、空気が軽くなった~気をつかわない関係は、呼吸から生まれる
「いい人」をやめたら、空気が軽くなった~気をつかわない関係は、呼吸から生まれる 「一緒にいると、なんだかホッとしますね」 そんなふうに言われたのは、正直、初めてのことでした。 以前の私は、 いつも相手に合わせてばかりで、 気づけば自分の呼吸がどこかに行ってしまうような毎日だったのです。 会話のトーンや間の取り方、 沈黙の空気をどう埋めるか── どれもが「相手に不快な思いをさせないため」の努力でした。 でも、呼吸を見つめ直し、 少しずつ“自分の呼吸”を取り戻していくうちに、こう思うようになりました。 「人に ...
わたしが壊れる前に、与えるのをやめた~「優しさの境界線」を呼吸で見直す
わたしが壊れる前に、与えるのをやめた~「優しさの境界線」を呼吸で見直す 気づけば、 「わたしばっかり、与えてる気がする」 頼まれたら断れない。 笑顔で引き受けて、限界を越えてからやっと後悔する。 「優しさ」だと思っていたその行動が、 じつは、自分をすり減らす「癖」だったと気づいたとき。 あなたの中で、何かが壊れる音がする。 でも、壊れてしまう前に。 呼吸が、教えてくれることがあります。 「与えること」が、こんなに苦しくなるなんて 「優しい人だね」と言われることが、うれしかった。 でも本当は、 「自分が傷つ ...
なぜ“あの人”といると、どっと疲れるのか?~呼吸と関係のサイン
なぜ“あの人”といると、どっと疲れるのか?~呼吸と関係のサイン いちおう楽しいはずなのに、なぜかその人といると、ぐったりしてしまう。 家に帰ったとたん、 「はぁ……」 と深いため息が出る。 相手はいい人。悪い人じゃない。でも、どうしてこんなに疲れるんだろう? ─その原因、 もしかすると「呼吸」が教えてくれているかもしれません。 「ただ一緒にいただけ」で、こんなに疲れるなんて 一緒にいる時間は、そんなに長くない。話題もふつうで、気まずさもない。でも、帰るころにはどっと疲れている── そんな相手、あなたのまわ ...
「いい人、やめました!」~その選択は、自分を守る呼吸から始まった
「いい人でいなきゃ」と無意識に思い続けて・・演じる自分(仮面)がいることにやっと気づく 気づけば、呼吸が浅くなっていた。 人に優しくしよう。 空気を読もう。 波風を立てずに生きよう。 ──そんなふうにして、 たくさんの人が「いい人」であることを 無意識に選んできました。 けれど、 いい人でいることは、 いつしか自分を苦しめる“仮面”にもなります。 ✔ 頼まれごとを断れない ✔ 感情を飲み込み続けてしまう ✔ いつも相手を優先し、自分のことは後回し ✔ 笑っていても、どこか疲れている そんな日々を繰り返すう ...
時のレッスン最終回~生き方としての『呼吸時間』へ
時のレッスン最終回~生き方としての『呼吸時間』へ わたしたちは、いつから「時間に生きる」ようになったのだろう。 「遅れないように」「忘れないように」「無駄にしないように」──。その意識はいつしか、人生そのものを“急かす”ものになっていた。 けれど、時のレッスンを通じて見えてきたのは、本当は、時間がわたしたちを待ってくれているということ。 最終回は、呼吸を通して「時間とともに生きる」ことの意味に触れます。 呼吸が整えば、時間も整う。そしてそれは、あなた自身の生き方が整っていくということなのです。 いまここに ...