私たちの生活は、ふつうにあふれています。 そのふつうが、少々やっかいになる時期が誰しも訪れます。 ふつう過ぎて退屈になる、というアレです。 すると、その状態から抜け出そうと、ゴソゴソやり始めます。 新しい趣味を見つけたり、誰かと新しい人間関係を作ったり、何か勉強を始めてみたりと、さまざまな退屈しのぎを見つけようとします。 でもこれって、意外と上手くいかないんです。 なぜなら、その根拠となっている観念の正体が、退屈で寂しい、刺激が足りない、などの欠乏感だからです。 つまり、行動の動機が希薄すぎて、中途半端に ...