①基礎呼吸【自分の呼吸を発見する】
自分の呼吸を知るために
誰もが呼吸をしています。
しかし、誰もが自分の呼吸をしていません。
どういうことかというと、
体の求めている呼吸状態にはほど遠い生活をしています。
細胞が呼吸をしているということは、
今では小学生でも習ってますね?(よくは知りませんが・・)
体内の全細胞は数十兆あるといわれています。
それを養うために、しっかりと酸素を送り込まなければなりません。
じゃあ、どれくらい体に酸素が必要なのでしょうか?
もしあなたが、今の呼吸状態で心身ともに充実感を感じてるなら、
おそらく酸素は、ほぼ満たされています。
でもそれが満たされていない場合、
体調が崩れていたり、ストレスを感じていたりします。
それを意識的に満たす呼吸が「基礎呼吸」です。
基礎呼吸では、3つの基礎的な状態をもとに、
自分の呼吸を見つけるための判断材料にしています。
1 鼻呼吸
2 深い呼吸
3 リズム呼吸
人それぞれ呼吸状態には違いがありますが、
自然と体調に応じた呼吸状態を呈しています。
自分で意図した呼吸のことを大まかには呼吸法というわけですけれども、
この3つを意識して呼吸していると、
もっとも楽にできる呼吸状態を発見することができるのです。
基礎呼吸と呼び、感謝呼吸にいたる初期状態でもあります。
この基礎呼吸を自分で見つけた場合、意識的な最初の変化が現れます。
つまり、呼吸によって気分をコントロールすることができる、
ということがわかるわけです。
たとえば気落ちしているような場合、ため息をついたりしますね。
さらに思考や想像の影響を受けて、呼吸状態、意識状態は混沌としてきますが、
そんな時すぐに呼吸を調律して、望む意識を取り戻すことができるようになるんです。
自分の基礎呼吸を知る
自分の呼吸がどういう状態かがわかると、
どう変えたら呼吸や意識が安定してくるのか、そのいとぐちがつかめます。
自分をコントロール出来ない、という人は
その意識がすでに呼吸を乱していますので、さらに深みにはまって自分を見失います。
なので、初期にはできるだけ生活の中で立ち止まり、
呼吸を見直すクセをつけることが肝心です。
すると、もっと楽に呼吸ができるのではないか?
というちょっとした疑問が出てくる、そうなると後は早いです。
日常のどんな状態からも、
自分の呼吸を立て直すクセがついてきますので、そのたびに意識が好転します。
やがて、自分の呼吸はこれだ!という瞬間に巡りあうのです。
そのとき、とても強い喜びが感じられ、
体と意識の調和がとれた状態を体験できるはずです。
自分の基礎呼吸を知ると、
ベースキャンプが確立されたようになって、常にそこに立ち帰ろうとします。
なぜなら、自分にとってもっとも居心地がいいところを見つけ出したようなものですから。