自分の呼吸のリズム

誰にも、最も適した呼吸のリズムがあります。

それはその人固有の肉体のリズムに準拠していて、そのリズムに近づくほど、心身のバランスが取れるようになっています。これを僕たちは基礎呼吸と呼んでいます。

意図して呼吸を整え、できるだけリラックス感を持ちながら生活するように努めれば、だれでもこの基礎呼吸状態は得られます。

基礎呼吸については、基本的にどのような制限も持ち込みません。

たとえば、何秒吸って、何秒息を止めて、何秒で吐く、というたぐいです。

これに気が傾くと、肝心のリラックスするという感覚がなかなかつかめなくなるからです。

ただし、リラックス状態をもたらそうとしたら、できるだけ息を吐ききることが大事です。吐ききったら、おのずと息を吸うことになります。

これは、肉体のガス交換を効率よくするためには、最低限必要な決まりと言えます。

ですので、自分の呼吸で数稽古してゆくことです。

すると、かならず自分にとっての呼吸リズムが分かるようになります。自分独自の基準が得られます。

これが分かると、本当に胸底から湧いてくるような喜びを感じます。ついに自分のリズムを見つけた!という感覚ですね。

この喜びの感覚がどこからもたらされているのかというと、実は魂と連結した調和状態がもたらされた結果、意図してもいない喜びが湧いてきているのです。

人間が、肉体と精神、そして魂の三位一体の存在であることを、この簡単な呼吸によって実感することができるわけです。

リズムの狂った呼吸

自分で意図しない人生は本来ありえないのですが、現実には自分が望んでいない状態に遭遇している、そう感じているはずです。

魂は、肉体と精神の動きに干渉しません。

精神と肉体からの歩み寄りを待っているのですが、何らかの形で共振が始まると、全身が震えるような喜びを得ます。

つまり、後天的な精神と肉体の歩み寄りの努力(精神統一や瞑想など)によって、しだいにヒントを与えるようになります。

できるだけリズムの狂いを無くしてゆくよう心がけましょう。

そうすると、自分の魂との邂逅はまもなく訪れることでしょう。

リズムの狂った呼吸は、いろいろな思考や感情、ひいては人生に影響してきます。

 

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