暮らしの中の相対性理論

境界線を越える日─“静けさ”と“今ここ”から始まる新しい感覚

境界線を越える日─“静けさ”と“今ここ”から始まる新しい感覚

明日、何が起きても。何も起きなくても─

いまの地球には、たしかに目に見えない揺らぎがあります。
予言や未来予測、エネルギーの変化といった情報が飛び交い、
心がざわつくこともあるかもしれません。

でも、こう問いかけてみてください。

「もし、なにも起こらなかったら?」
「それでも私は、今日の私を選ぶだろうか?」

それが、「静けさを選ぶ」という態度です。

外の世界に何があろうと、自分の深い部分から
選び取る“今この瞬間”。

それが、ほんとうの変化を迎える入り口なのです。

 

静けさは、越境の準備だった

ここまで連日お届けしてきた、感謝呼吸のワークや
時間感覚の変化を体験してきた方は、
すでに気づいているかもしれません。

静けさとは、ただの“落ち着き”ではありません。
それは、これまでとこれからの“境界線”に立ち会う準備だったのです。

何か大きな変化が起きるとき、人はどうしても“音”や“出来事”を探します。

でも、本当の変化は、気づかないうちに、内側で静かに始まっています。

それを最初に感じられるのが、「静けさ」の感覚なのです。

 

【深める視点】変化は、外ではなく“内”から始まる

7月5日を前に、世界にはさまざまな言葉が飛び交っています。

“次元上昇”や“集合意識の転換”という話題も珍しくありません。

でも、それらが何であれ、外の出来事を待つよりも大切なことがあります。

それは、今この瞬間に、あなたがどう在るかです。

地球と同調するというのは、
宇宙の周波数にチューニングすることではなく、
自分の感覚を“まっすぐに澄ませること”

まるで、静かな湖面に風が通るのを感じるように、
小さな呼吸に、目に見えない変化を感じられるようになったとき、
あなたはすでに「新しい地球」の入口に立っています。

 

【まとめ】すでに始まっている

わたしたちは、目に見える変化を求めすぎていたのかもしれません。
けれど、いまようやく知り始めています。

本当の変化とは、“静けさの中で始まる”ということを。

明日、何かが起きるかもしれない。
けれど、たとえ何も起きなかったとしても──
今日という日を、静かに、感謝の息で迎えたあなたは、
すでに新しい地球のリズムとともに歩き始めているのです。

 

コラム:次元の扉は、静けさの中にある

次元が変わる。波動が変わる。
そんな言葉をよく耳にするようになりました。

でも、私は知っています。
本当の扉は、決して派手な音を立てて開くものではない。

それは、静かに、しかし確実に──
たとえば、ひとつの呼吸の中に。
たとえば、目を閉じたときのあの静けさの中に。
たとえば、ほんのささいな「ありがとう」の中に。

それが、これからの地球のリズムです。
そしてそれに気づいたとき、世界は変わり始めます。

【追記】「感謝」は、密度を持って世界を変える。

静けさの中で気づいた小さな「ありがとう」。
でもそれが、どれほどの力を持っているか、考えたことはありますか?

たとえば、

ほんの1秒、立ち止まって心から「ありがとう」と言ってみる。

その1秒の密度が、過去の悲しみの記憶を変えてしまった。
あるいは、目の前の人との関係性が、一瞬でやさしく変化した。

感謝には“密度”がある。

密度の高い感謝は、時空を超えて人の心や現実までもを動かすのです。

これは、スピリチュアルな話ではありません。
感謝の密度は、脳科学・神経系・エネルギーの観点からも確かな影響を及ぼす。

次回から始まるシリーズでは、
この「感謝密度」という、まだ誰も十分に言語化していない概念を、
実感できるかたちでほどいていきます。

わたしたちは、感謝の“質”によって未来を変えることができる。

7月5日という静かな転機の翌日、
新しいシリーズで、またお会いしましょう

 

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