笑顔の効用は、今では誰もが
ご存じのことかもしれません。

医学的にも
笑いや笑顔が

免疫力を高める

ということをよく聞いたりします。

昔から
「笑う門には福来たる」
などと言われますから、

笑うことや笑顔に
独自の効果があるのは、

もう誰もが疑うまでもない
真実かもしれませんね。

以前、
ある女性の方から

「どうも納得のゆく笑顔じゃないんです」

ということを聞かされました。

さて、
そんなに難しく考えるようなことなのかな?
自然に笑えばいいんじゃないの?

などと思ったのですが、
やはり女性にとっては、

笑顔も一つのファッション、
あるいはお化粧のようなものなのでしょうか。

できることならば、
一番良い笑顔でいたい、
そのような希望もあると思います。

みなさんの周囲の方を
見てもらうと分かると思いますが、

人の表情にも一定の傾向があると思います。

柔らかい笑顔が
常に保てているような方もいると思いますし、

どうも調子の良くない、
眉間にしわの寄ったような方もいると思います。

強面(こわもて)の方には、
何かしら近寄りがたいような雰囲気もあります。

あるいは自信がない、
浮かない表情でいるような人もいますね。

定着した表情の傾向が確かにあって、
それが客観的な人格評価に
つながっているようです。

笑顔が崩れない人を観察してみると、
知恵を感じるときがよくあります。

話の内容からして、
どうもみんながネガティブに物事を
考えがちになる時があると思うのですが、

その笑顔の崩れぬ人の意見が、
見事に暗転を防ぐようなことが
あったりしますね。

不思議な説得力があります。

その人がふだんから笑顔でいるということで、
何か暗示にでもかかったように、

周囲の人も
何だかよくなりそうな気がしてきます。

そこで

僕たちが昔から教えていることの一つに、

「鏡の技法」

というものがあります。

鏡に映る自分を見つめて、
自分なりに笑顔を作ってゆくわけですが、

いろいろな笑顔を試してゆきます。

やってるうちに、
案外笑顔というのも難しいものなんだな、
ということが分かります。

ふだん笑顔から遠ざかっているような人は、
それこそ難儀な話で、
とても苦労するようです。

おそらく、
基本的にネガティブな心が
笑顔を作る障害になっていると思います。

ですから、
笑顔のトレーニング時にも、

「この笑顔じゃダメ」

などと言いながらやっているはずです。

そうではなくて、

「これもいいけど、こっちもいいんじゃないか」

という具合に変化させてゆくと、
そのこと自体がとても楽しくなってきて、

腹の底からの笑い、
笑顔が現れてきます。
ハッキリ言ってやみつきになります。

ただ、いきなり笑顔を作って、
それをこれみよがしに
披露するのも滑稽といえば滑稽です。

人によっては異様に感じられて、
逆効果になることもあったようです。

段階を追うということもコツですね。

じゃあ、
どういう段階をたどるのかというと、

まず「微笑み」から入ることです。

あまりふだんから笑顔のない人というのは、
端から見れば、
「調子でも悪いのか」と思われがちですが、

微笑みを徐々に作ってゆけば、

「今日は調子がいいんだな」

というくらいの認識で、
人の輪ができてきたりします。

まず微笑むことを心がけていれば、
しだいに調和的雰囲気が
自分の周りにできてきます。

そして本番の笑顔に入ってゆくという順序です。

笑顔の生活というのは、
健康的で、
幸福を象徴するような生活でもあります。

自発的な努力で必ず手に入る生活方法です。

もし
損得計算が先に立つような人であっても、

笑顔で生活するのと、
苦虫を噛み潰したような顔で生活するのと、

どちらがお得か
ハッキリしているのではないでしょうか。

また病気がちな人も、
笑顔が先行する生活に切り替えて
一日の大半を笑顔にするぞ、と
決めてみたらどうでしょう。

笑顔が健康に導いてくれるという経験を
多くの人がしています。

笑顔の偉大さに気づいて、
その力を人生に投影することくらい
簡単で、楽しいことはないと思います。

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