思考が現実化する、という事実を考える上で、
僕たち自身が「何にどう反応しているか」を
知ることは、とても重要なプロセスです。

反応=思考と感情、
そう考えても差しつかえないと思いますね。

たとえば、

目の前で誰かが二人、
ケンカをし始めたとします。

あなたは、どういう反応をしてしまいますか?

ああ、関わりたくない、
って思い、その場を立ち去りますか?

なんとか止めなきゃ、
と思って割って入りますか?

あるいは、

「やれやれ~~火事とケンカは江戸の華じゃ~~」
なんて、火に油を注ぎますか?

まあ、最後のは冗談としても、
人それぞれ反応は違うことでしょう、きっと。

自分がどう反応しているか知ると、
その反応に対して
新たな判断ができるようになります。

その反応を是とするか、非とするかで、
これまた違う反応を
選択することができるようになるでしょう。

この無意識の反応は、
そのまま放置していると、
たいていは同じことを繰り返す原因となります。

自分にとってよい反応なら、
おそらくストレスも少なく、
苦悩はきわめて少ないと言えます。

しかし、あまりよくない反応だとしたら、
結果としては、あまり受け入れたくない現実を
体験していることが多いはずです。

そういう意味で、

いま苦しい現実を生きている人なら、
反応のしかたを根本的に変える、

ということを真剣に考えたほうがいいですね。

身近でたとえるなら、

そうですねえ、もしあなたが、
評判のいい誰か他の人のことを考えたら、

思わず嫉妬してしまう、としましょう。

素直にその人のことを、
素晴らしい人なんだろうな、と考えられない。

私のほうがずっと優れている、
などと考えたりしてしまう。

そうすると、

評価のしかたが間違ってる、変よ、おかしい、
などという思考へと続いてゆきますね。

さらに、その人を攻撃しはじめます。

知らず知らずにそういう思考が
体内に蓄積されてゆきます。

すると、また同じような反応をし始めますね。

今度は、
自分と同じ考え、意見を持っている人を探しはじめ、
引きつけはじめるわけです。

もし同じような考えを持つ人が現れたら、
今度は分かち合いをはじめます。

一人抱えていることが苦しいからですね。

すると、嫉妬が正当化、合理化され、
物理的に攻撃へと向かいはじめます。

まあ、これがイジメの構造なわけです。

この人の場合、
おそらくセイセイしたと思っているのですが、

今度は逆に、
自分がそれを体験する順番になります、必ず。

ふつう、これが確実に自分に回ってくるんだ、
という認識がありませんから、
平気で人をいじめたりできるんですね。

100%、いや複利が付いて150%の割合で
苦しむことになるでしょうね。

そういう仕組み、
見えない仕組みが宇宙の構造として、
打ち立てられています。

なら逆に、

相手のことが素晴らしくてしかたない、
こんな人と知り合えてラッキーだ、

という反応を
いつもしているような人はどうでしょうか。

どのような人を見ても、
嬉しくなり、楽しくなる。

そういう反応をしていると、他人も同じ
反応を返してくれることのほうが多いですから、

どんどん嬉しさや楽しさが増えてきます。

同じ存在を引きつけあい、
反応に応じた体験を生み出しています。

さっきの嫉妬する人とは、まったく逆の形で、
嬉しい複利ばかりがやってきます。

もし、自分の反応を、
より幸福な未来につなげたいなら、

今の自分の素直な反応を嫌うんじゃなくて、
まず受け入れてください。

ああ、こういう反応をしてしまう自分がいる、と。

そして、

それが望まない反応ならば、
次はこう反応するぞ、と、
具体的にイメージしておいてください。

すると、しだいに自分の望む反応が獲得できます。

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